ゆるモザ日記。

青年海外協力隊を終えて、再びモザンビークにて就職。ゆるく、楽しく、自分らしく。

十人十色(派遣46日目 2018/5/17)

モザンビーク人」はこうだ。

 

とか、

 

モザンビーク人」だから。

 

とか。

 

そういう決めつけ、ステレオタイプ、偏見は意識的にあたまから取り除いていこう。

 

もちろん、お国柄としての「傾向」はあるよ!でも、それが全てじゃないよね、って話。

 

そんなことを考えた職場でのエピソード2つ。

 

同じ観光課の同僚が、メルカド(市場)を案内してくれた!

 

メルカドって本当おもしろい。今のところ、1番異国を感じる場所かもしれない、メルカド。砂浜の地面に、木の柱とトタン屋根だけの屋台がみーっちりと軒を連ねていて、野菜や果物や魚や雑貨や洋服が所狭しと並んでいる場所。

 

あーーー本当はたくさん写真を撮りたいんだけど、例によって、カメラを取り出すと目立ちすぎて危険なので、断念。

 

ドンキーコングかよ、ってくらい山積みのバナナとか、爪が青い蟹とか、どでかいパパイヤとか、どこから流れてきたのか中国語が書いてある古着とか。

 

面白いんだけどなぁーーー!文字だけでごめんなさい!

 

その市場を案内してくれた同僚は、引っ越ししたての私が必要としているものを、一緒になって探してくれて、いい品を見定めてくれて、とっても助かった!

 

市場を後にして職場へ戻り、ほかの同僚たちと話しながら、みんなに言われたこと。

 

「あなたは外国人でまだよく町のことも知らないから、ぼったくられちゃう!メルカドには1人で行かずに今日みたいに同僚と行きなさい!」

 

おぉ。なんてありがたい忠告。

 

私が嫌な思いをしないように気遣ってくれたっていう、その気持ちが嬉しかった!

 

昼ご飯は外食するつもりで外に出たら、たまたま会った同僚と一緒に食べることに。

 

この同僚、以前私に「お母さんが病気だからお金貸して」って言ってきた彼女。

 

内心、「ランチをおごってもらう気じゃ?!」と疑いながらご飯。

たぶん、相手も、そんな私の気配を察してなんとなくぎこちない。笑

 

結局、おごることなく終了。でも、彼女が支払ってる所を見てない、、、お店にツケたのかな、、、

 

そんなランチを終え、数時間後。

 

退社する時に、観光課のパートナー、オフェーリアさんから「話したいことがあるの」と。

 

「あなたは外国人だから、お金持ちと思われて、お金をくださいって言われることもあるかもしれないから気をつけてね。昼に一緒にいた同僚もそうだから。気をつけてね」

 

なんとぉ!!!!!

 

同僚に気をつけろと、同僚から忠告されるって、一体どういうことなの?!笑

 

でも、「あ、みんな同じじゃないんだな」って思った。同じ職場で働いていても、こんなに考え方が違うんだなって。

 

当たり前だけど、同じモザンビーク人でも性格や考え方は千差万別。

 

職場の同僚とも、それぞれひとりの人として向き合っていけたらな。

 

仕事も同じ、かな。

2年間の活動が、

 

モザンビーク人と一緒に働いたよ!」

じゃなくて

「こんな人と出会って、こんな考えをもっていて。この人たちとだから、こういう仕事ができたんだ」

って言えるようにしたいな。

 

誰がやっても同じ仕事。じゃなくて、一人一人と向き合うからこそ生まれる仕事。できたらいいなぁ。

 

なーんて、まだまだ空想のような話。身のある2年間にするもしないも私次第だー。

 

信頼できそうな仲間を見つけて、ちょっと安心しました。そんな私の配属先の写真はこちら。

いたって普通のオフィスです。笑


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