はじめての病院(派遣164日目 2018/09/12)
モザンビークの病院初体験してきました。
2日前からのどの痛みと戦っていて、おさまってきたかなぁと思っていたけど、
それは日本から持参した痛み止めが効いてただけのようで、
薬が切れるとまた痛む、、、。
そして、
声が出ない。
自分史上、もっとも声が出ないなう。
こりゃいかん。
ということで、
子どものように「病院行きたくない!」と意地張ってたんですが、
ついに行ってきましたー。
病院の写真、なくて申し訳ないんですが、行ってきたのはとても立派で大きな公立病院です!(それが徒歩圏内にあるんだからほんと恵まれてます…)
で、
私の家の大家さんのカロリーナさんは、この病院の事務で働いているので、付き添ってもらうことに。
…っていうか、知り合いが病院で働いてるんだから、もっと早い段階で頼ればよかった。。。まぁ、よく寝れば治るだろうとタカくくってた私の慢心ですね。。。
のどが腫れて、声がほとんど出なくなってしまった私を見たカロリーナさんの第一声、
「私言ったでしょ?月曜に病院行きなさいって。日本とここは気候も違うんだから、日本と同じようにしてても病気は治らないのよ。すぐ病院行かないから、悪化したじゃない!」
…怒られた。笑
ぐうの音もでない…ごめんなさい(´・ω・`)
その後、
受付で約1000円を支払って、待合室へ。
※システムがよくわからないんだけど、お金を払ったことによって、急患扱いで待たずに診察してもらえたっぽい。
そして、カロリーナさんに連れられるがまま診察室へ。
カロリーナさん、完全に私の保護者。
お医者さんによる問診をいくつか。
「症状はいつから?」
「熱は?」
「のどの痛みは?」などなど。
そのあと、のどの様子を見て、
おしまい。
早っ。
処方箋と診断書(職場へ提出する用)を書いてもらって、おしまい。
するとお医者さん、
医者「君何歳なの?」
私「30歳です」※カスカスでほぼ声出てません。
医者「30歳?!14歳の子どもかと思ったよ!」
私(声にならない笑い)
医者「夫はいるの?」
私「いません」※声でない。つーか、のど痛いから喋らせないでほしい。
医者「なら、モザンビークで相手見つけて結婚すべきだよ!!」
私(声にならない苦笑)
医者「モザンビークにはいい男がたくさんいるから……なんたらかんたら」
私(言葉にならない)※ダブルミーニング
医者よ……お前もか……
これ、ガチで高熱で具合い悪い時にきたら、ほんっと疲れる結果になってたな笑
そして、ほんとにカロリーナさんいてよかった泣
その後、処方箋を持って、病院内の薬局へ行くと、
「その薬はないよ」
…えっ???
カロリーナさんに連れられ、さらに奥の倉庫的な所へ行くと、
「薬Aはあるけど薬Bはないよ」
…えぇ??!!!
まさかの薬、在庫切れ。
処方箋に書かれたのは二種類なんだけど、一種類は病院にはないらしい。病院なのに。
カロリーナさんに、町の薬局で買ってきなさい。と言われ、薬局へ。
すると、
薬局「この薬はないよ。もっと遠くの薬局にならあるよ」
えぇ………
処方箋の意味……
っていうか、私が求めてる薬ってたぶん、「痛み止め」とか「抗生物質」の類いだろうから、そんな珍しいもんじゃないでしょうに。
っていうか、
薬局にところ狭しと並んでる、
コンドーム!ピル!!妊娠検査薬!!!精力剤!!!
ここをこんだけ充実させられるなら、痛み止めくらい揃えといてくれーーー(声にならない叫び)※ダブルミーニング
それなりに気力体力をもってかれ、とりあえず帰宅。
家でゆっくりしていると、
仕事終わりのカロリーナさんが来てくれて、
なんと!
もらえなかった薬を、知人に頼んで買ってきてくれた!!!!
神!!!
いや、女神!!!!
母!!モザンビークの母!!!
モザー・テレサ!!!!(ToT)
カロリーナさんは、何時にどうやって薬を飲んだらいいのかを、きっちり私に教えてくれました。
はぁ…ほんとにいい人だ…あとでちゃんと御礼しなきゃ……
処方された薬。でかい。
大きさ比較用にペットボトルのフタ置いてみた。
のど痛いっつってんのに、こんなん飲めるかー!
半分に砕いて飲みました。
薬効くといいなー、、、
そしてできればもう、病院のお世話にはなりたくないなー、、、