言い訳マン(派遣177日目 2018/09/25)
今日はモザンビークの祝日!
Dia da Forças Armadas(国民解放記念日)だそうで、
1964年に独立に向けた闘争が始まった日、だそうです。
ということで、職場は休みだったけど、
近頃の私は割とやる気があるので笑、
一緒に活動しようと考えている、工芸品屋さんを訪問。
観光マップ(仮)が仕上がったので、見せたり、
どういう活動をしようと思ってるのか、
意見交換したりしました。
↑こういう、現地の人たちと会話してるところを、なかなか写真に撮れないから、
今日は無理矢理、撮ってもらった!!笑
活動中の記録を残すのって、一人だと、ほんとむずかしい…
いちいちカメラ出してらんないんだよな〜…
で、
工芸職人たちとの会話のひとコマ。
職人「店の前で、牛の解体したり、ビール飲んで騒いだりする人たちがいるから、観光客が寄ってこないんだよ」
私「注意したの?」
職人「どっか行ってって言ったよ!でもいなくならないんだ」
私「役所に訴えたら?」
職人「もう言ったよ。彼らは何もしてくれない。一回見に来たけど、見に来るってなると、騒ぐ奴らはいなくなるし」
私「店の前も、あなたたちの敷地なんだから、柵を作るとか、商品を陳列してみるとか、人が入ってこないようにしたら?」
職人「でも、商品を前に置くと、彼らのものや服と混ざったりするし、柵も作ろうとしたんだけど…」
…イラッ。(=_=;)
私「じゃあどうするの?!何かやらなきゃ!!あなたたちが何かするべき!!」
職人「彼らに話したり、役所に話したりしてるけど、彼らは何もしないんだ」
私「牛の解体する人たちは、他に売り場があれば、ここからいなくなるんじゃない?いなくなってくれって頼むだけじゃ、動いてくれないよ」
職人「そうなんだよ。でも誰も何もしないから。」
…イライラっ。(=_=;)
だーーーーー
なんだこの言い訳マンたちはーーーー!!
本当に、この状況を変えたいと思うなら、
騒ぐ人たちが来るたびに、怒鳴るなりなんなりして追い払えばいいし、
もっとちゃんと話し合うべきだし、
店のレイアウト変えるとか看板置くとか、
そもそも、役所に訴えたっていうけど、いつ頃、どの程度の本気度で訴えたんだか、、、
さらに、話題は変わって、
私「ホテルの売店でも、ここの商品を売ってもらうように頼んでみたら?」
職人「言ったよ。でも、彼らは僕たちが行くと断るんだよ。あなたが頼めばOKしてくれるけど。」
職人「売店があるホテルは、僕たちの商品を売りたがらない。僕たちの商品は質がいいから、自分たちの売り物が売れなくなるんだよね」
…イライライラっ。(=_=;)
なぜ、こうも、
モノが売れないのは、周りのせい。
と言い切れるのだ…。
私からしたら、店内にほこりかぶったり日焼けしてる商品が置いてある時点でアウトだし、
道路から見えやすいように看板作るとか、
ホテルで置いてもらえないか、粘り強く交渉してみるとか、
やれることはいろいろあるだろーーー!!
一日中、店内に座って、
牛の解体してるから観光客が店に来ない、
とかブーたれてる暇などないぞーーーー!!!( ゚д゚)
私「どうしたら売上があがるか、もっと考えなきゃ!!」
私「たとえば、もっと店内の掃除するとか、広告作ってみるとか!!」
職人「おおー!広告の作り方は君が教えてくれるんでしょ?」
私「私は、広告も作れるし、ネットを使った宣伝の仕方も教えられるよ!!でも!!重要なのは、私が日本に帰ってから、あなたたちが続けていくことだよ!!」
職人「わかってるよー!やれるよー!!」
…ほんとかよ笑
もー
この店の人たちだけじゃなく、
モザンビークには言い訳マンが多い気がする。
「お金がないから」
「モノがないから」
「政府が動いてくれないから」
「観光客が来てくれないから」
ばかやろう!!( ゚д゚)
そんな不満ばっか言って、なんもしなかったら、状況なんて変わらないんじゃー!!!!
観光客もバカじゃないんだから、こっちが頭使わなきゃ、いくら良いもの作ったって、売れないんじゃーーー!!!
…ふぅ。
あー、ブログ書きながら、またイライラしてきた笑
こりゃ、道のりは長そうだ…。
やりがいがあるってことで、がんばろう…笑