シーツゥア語メモ①(派遣309日目 2019/02/05)
モザンビークの公用語はポルトガル語ですが(ポルトガルが植民地支配していたため)、
元々モザンビークには40以上の言語が存在しています。
農村部に住む人や、学校に通えなかった人は、現地語しか話せなかったりします。
この、同じ国民なのに違う言語を話す感覚、
小さい頃から、生活のための公用語を身に着けなければならない環境、
っていうのが、日本人にはなかなか理解できない感覚だよなぁ、といつも思います。
私が暮らすビランクーロでは、
シーツゥア語という言葉が話されています。
といっても、私がいるのはビランクーロ郡の中心部なので、
老若問わずポルトガル語を話せます。
前に、中心部から車で1時間以上離れた農村に行ったら、
シーツゥア語しか話せない人たちもいた。
普段生活するには、ポルトガル語で充分なんだけど、
市場とかでシーツゥア語を私が話すと、
ドッカンドッカン大ウケする。
これがまた快感…笑い取るの快感……笑
現地語で挨拶1つするだけで、
どんなに仏頂面だったおっちゃんもおばちゃんも、
ゲラゲラ笑ってくれて、一気に距離が縮まる。
この現地語パワー、
いかに私がウケまくっているか、
マジで見てほしい笑
おもしろいくらいにウケる。
なんなら、
会話してるうちにギャラリーができて、
「おい、こっちにシーツゥア語話す中国人がいるぞ!!※日本人です」
みたいになる。
ここで、ちょこっとシーツゥア語を紹介。
おはよう=ギッチーレ
元気ですか?=ウヴキリ?
元気だよ、あなたは?=ンジボギレ ハティウェーナ?
私も元気だよ=ナミナミ ジボギレ
ありがとう=ンズィボンギーレ
夫(男)はいません=アンズィナ ヌーナ
夫(男)はいりません=アンズラビ ヌーナ
また明日=タオナナ マンズィーコ
…はい。
大体↑これ言っておけば、バカウケ間違いなし。
「男はいらない」発言すると、
市場の全おばちゃん達が味方になります。
「そーだそーだー男なんていらないわよねーーー笑」
みたいな謎の連帯感が生まれます。
それにしても、
無理やりカタカナにしてみたけど、
実際はどのカタカナにも当てはまらないような発音です。
発音がマジで難しい…。
もっともっと現地語も覚えたいなー!
たまにブログにシーツゥア語メモして備忘録にしよーっと。
未来のビランクーロに住む日本人の役に立つかもしれないし…笑
ちなみに、シーツゥア語はビランクーロ郡とお隣イニャソーロ郡でしか話されていないようなので、
現在派遣中の協力隊員では私しか話す必要がある隊員はいません…。さびし。
約半年前に友達が撮ってくれた写真!
(てか、これもう半年前なの…)
私が現地語話して笑いとった直後と思われる貴重な写真。笑
こういう写真もっと撮りたいわー誰かーー撮ってーーー笑