ポル語由来の日本語(派遣407日目 2019/05/13)
モザンビークでは植民地支配の影響で、
当然、私も毎日ポルトガル語三昧です。。。ご存知の通り。。。
先日、某氏と会話している時に
「ポルトガルってヨーロッパの国の中で日本と一番古い関わりがある国だからねぇ」
と言われ。
あれ…??
そうなんだっけ…??(゜゜)
と思って調べ直したら、
日本に初めてやってきたヨーロッパ人って、
あの、鉄砲の伝来、で日本史のテストに必ず出るやつですね。
やったわ、やったわ。
ということで、
日本人が初めて出くわしたヨーロッパ人がポルトガル人。
おお…なんかすごい深いつながりがあったんだなぁ…
そういう経緯もあって、
実はポルトガル語由来の日本語ってたくさんあるんです。
ほんの一部をご紹介すると、
日本語:パン
ポル語:pão
日本語:ボタン
ポル語:botão
日本語:合羽
ポル語:capa
日本語:天ぷら
ポル語:tempero
※ただし、temproは"調味料"の意味
日本語:金平糖
ポル語:confeito
日本語:ビスケット
ポル語:biscoito
日本語:タバコ
ポル語:tabaco
などなど!!
他にも、『ビードロ』『キリシタン』『フラスコ』『ブランコ』、、、
なんてのもポル語由来なんだそうです。
【参考】
ポルトガル語 - Wikipedia
外来語というか、
もはや漢字まで存在する(天麩羅、金平糖、合羽、釦)くらい、
昔から使われていた言葉なんだなぁというのがわかる、、、。
ちょっと話はズレるけれど、
ビランクーロで話されている現地語の中にも、
ポル語由来の外来語は存在するようで、
『学校』
現地語:チコーラ
ポル語:escola(エスコーラ)
と言うらしい。
言葉っておもしろいなーーー!!
なんか、全く違う言葉なのに、
遠い過去のある地点でつながっていて、
その遠い過去のポルトガル人、日本人と、
今の私たちもつながってるんだなぁーーー
と考えると、
めっちゃロマンありませんか??!!
こういうのに、すごく感動を覚えるタイプ…。
世界は広いけど狭いというか、
どこかでみんなつながってるんだなぁというか、、、。
たまにこういうことを調べてみると、
語学の勉強もちょっと面白くなるね!!笑
そんな豆知識ブログでした(^^)/
青空と夕焼けの境い目。