ゆるモザ日記。

青年海外協力隊を終えて、再びモザンビークにて就職。ゆるく、楽しく、自分らしく。

ノコギリエイの日。(派遣564日目 2019/10/17)

3日間自宅待機の反動か、

今日は朝から動き回ったーーー!!


朝はいつもお世話になってる環境保護NGOのジュリエットの誘いで、小学校での特別講義を聞きに。

昼から夕方まで、ひたすらスポンサー集め。


つっかれたーーー_(┐「ε:)_

でも、がんばる…。







さて!!


小学校の特別講義、

何を聞いてきたかというと、




ノコギリエイの生態と保護について」




うぉーーー面白そう〜〜〜(゜゜)




講義は、ビランクーロのバザルート諸島国立公園の管理をしている、

African Parksという団体に所属していて、

以前はサメの研究(!)をしていたという、

ルースさんがしてくれました。


会場は、ビランクーロのインターナショナルスクールにて。

主に、モザンビーク外からやってきた外国人家族の子どもたちが通ってます。





f:id:yurumoza:20191018015046j:plain

ルースさんによる、

おもしろノコギリエイ講義。



全編英語だったけど、

小学生向けに話してくれたのもあって、

ちゃんと理解できたー!!(^o^)

こちらが、

講義で見た動画(英語)です。




YouTube



モザンビークノコギリエイについて、

どんな魚なのか、

なぜ保護しなきゃいけないのか、

が、わかりやすく解説されてます。





そもそも、



今日、

10月17日は、

The International Sawfish Day

ということで、

国際ノコギリエイの日。

らしいです!

なんじゃそりゃー\(^o^)/



実はノコギリエイ

絶滅危惧種に指定されている、

とても貴重な生物。

海の多様性を保つうえでも、

ノコギリエイの保護はとても重要なこと。


そして、

モザンビークは、

世界有数のノコギリエイ生息地、

なんだって!!!



ノコギリエイってのは、

マングローブ林で母親が子どもを産み、(卵じゃなくて胎生です!)

子どもは大人になるまで、

マングローブ林で生活するそうです。

海水、汽水、淡水で生きていける、

貴重な魚!!





と、

ここまで説明しておきながら、

私ずっと勘違いしてたんですけど、



ノコギリエイ

ノコギリザメ



って、

別物らしいですね!!!!





ずっと、

Sawfish=ノコギリザメ

って思ってたんだけど、



Sawfish=ノコギリエイ

Sawshark=ノコギリザメ



なんだって!!




ノコギリザメってのは、

日本近海にもいる魚。




見た目は似てるんだけど、

大きさが違う!!


2m弱のノコギリザメに対して、


ノコギリエイは7~8mまで成長するとか!!!

ノコギリ部分は体長の約4分の1なので、

1.7mくらいがノコギリ。

私の身長よりも大きいノコギリで、

泳いでるってことですね、、、


こわっっっ(@_@) 




他にも、

ノコギリエイとノコギリザメの違いはいろいろあるそうです。



f:id:yurumoza:20191018025805j:plain


ノコギリ部分(一部)の標本。




いかにも危険!

という感じですが、

ノコギリエイはおとなしいので、

人を襲うことはないそうです。






なんだか小学生と一緒になって、

ノコギリエイの魅力に夢中になってしまった時間でした…

楽しかったー!


知的好奇心をくすぐってくる、ルースさんのプレゼン力もすごかった。

いい時間を過ごさせてもらいました!




モザンビークには豊かな自然がたくさん残っています。

でも、

現地の人はその自然の素晴らしさ、貴重さを理解してない場合がほとんど。

現地の人と、外からやってきた人が、

うまく協力して、

美しいモザンビークを守っていけたらいいなと思いました。



にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へ
にほんブログ村