ゆるモザ日記。

青年海外協力隊を終えて、再びモザンビークにて就職。ゆるく、楽しく、自分らしく。

マプトツアーその2(2021/04/17)

 

 

先日参加したマプトウォーキングツアーの第2弾。

 

Mafalala(マファララ)地区ツアーに参加してきました!

 

前回ツアーの記事はこちら。


マプトツアー(2021/04/04) - ゆるモザ日記。

 

 

前回は、

 

マプトの中心ど真ん中、

 

議事堂とか独立広場とか、大聖堂、中央市場、中央駅なんかを見ましたが、

 

今回は、

 

Mafalala地区という、郊外へ。

 

Mafalalaというのは、

 

"北部から来た踊り"を意味する現地語だそうです。

 

 

 

 

首都マプトは、

 

モザンビークの歴史上は、

 

比較的新しくできた都市です。

 

 

先に発展したのは北部で、

 

元は、

 

モザンビーク北部に、

 

アラブ人が上陸し貿易で発展させ、

 

後に、

 

ポルトガル人(バスコ・ダ・ガマとか!)が上陸、占領しました。

 

 

 

 

 

植民地支配が強まってから、

 

ポルトガル人は、南部の開発を進めます。

 

 

 

 

 

その際に、

 

北部のモザンビーク人を労働力として連れてきました。

 

 

 

その連れてこられたモザンビーク人が住んでいた地区が、

 

Mafalala地区。

 

 

 

 

だから、北部から来た人たちを表す名前がついたんだって。

 


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地区の入口にあった、アート。

今年作られた新しいもの。

 


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よくみると、ゴミで作られてる!

素敵なリサイクル!!

 

ポップな色彩もよき。

 

このアートが作られた理由は、

 

「Mafalala地区のイメージ向上のため」

 

だとか。

 

 

 

 

 

 

 

この地区は歴史が古いですが、

 

"ポルトガル人による開発の手が入らなかった"

=整備されなかった、発展しなかった

 

場所でもあります。

 

 

「お前達の住む場所は自分らで作りな〜」

とかなんとか言って、※妄想

 

西洋の技術を使わせずに、

出来上がった地区。

 

 

 

だから、

 

先日ツアーで見たマプト中心地に並ぶような、

 

高いビルや、

豪華な装飾の教会、

広く整備された道、

 

はありません。

 

 


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入り組んで狭い道。

低い建物、塀。

 

この道を車も通ります(こわ!)

 

傾斜がついていて、

 

道というか排水路。いや、実際に排水路です。

 

 

 

 

 

マプト中心地と比べると、

 

明らかに街の作られ方が違う。

 


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こっちは中心地。

 

 

 

 


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Mafalala地区。

 

 

 

 

 

入り口のアートが、

 

この地区のイメージ向上と書きましたが、

 

この地区は"治安が悪い"イメージがあるそうで、

 

モザンビーク人でも、

 

近づくのを嫌がるとか。(ドラッグを売る人がいたりして、、、)

 

そんなわけで、

ガイド付きで散策したわけですが、

 

 

 

 

今日歩いた感じでは、

 

のどかなモザンビークの郊外といった感じでした。


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教会もあったり、

 

 


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リアル飛行機がある公園があったり。

 

 


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ごみが散乱してたり、

 

生活排水が垂れ流されていたり、

 

衛生環境はあまりよろしくないですね、、、

 

 

 

 

 

 


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朽ちた公衆電話!

 

 


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街角アート。

 

 

 

 

 

元が労働者居住区だったということもあり、

 

現在も、

 

中心街で働く人が住んでたりします。

 

といってもそんなに所得が高くない層の。

 

 

 

 

 

詳しくはわからないけど、

 

この地区付近に、

 

独立戦争時のリーダーたちが住んだ場所もあるみたい。

 

ちょっと離れた所に、

 

独立軍の本部?基地?になった建物もあって(ただのビルだったけど)、

 

ガイドさんが教えてくれました。

 

 

 

 

今回も、

前回と同じガイドさんで、

 

 

モザンビークの歴史や文化を

 

 

たくさん教えてくれました!!

 


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(40歳って言ってたんだけど、、、もっと熟された方かと思ってたよ、、、)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、

 

写真いろいろ。

 

 


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Mr.Corona(!)

 

 

 

 

 


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のどかな街角。

 

 

 

 

 


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奥に見える中心地。

 

 

 

 

 

 

 

私の理解力不足と、

 

表現力不足で、

 

今日見たこと全てを伝えることはできないけど、

 

 

 

 

伝えたいことは、

 

 

 

 

モザンビークの首都マプト一つとっても、

 

 

多様な顔を持ってるってこと。

 

 

 

 

 

 

 

モザンビークの歴史にはポルトガルの植民地支配が何より影響していて、

 

西洋の文化とアフリカの文化が混ざっていて、

 

開発と未開発のエリアが混在していて、

 

いるということ。

 

 

 

 

街を少し歩くだけで、

 

アラブの影響を受けたもの、

 

西洋のもの、

 

アフリカの伝統的なもの、

 

本当にいろんな文化が混在してます。

 

すれ違う人たちのルーツも様々。

 

聞こえてくる言語も様々。

 

 

 

 

 

 

それに比べて、

 

日本は、

 

独自の文化があり、

 

唯一つの言語、人種によって形作られてきた歴史を持つ国であり、

 

 

それは、

 

 

世界的に見ても稀なことなのだなぁと、

 

 

改めて実感します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にしても、

 

めちゃくちゃ歩いたなーーー!!

 

良い運動になりました!!

 

まだまだ興味深いモザンビークを、

 

これからも、少しずつ紹介できたらいいなー