日本語知りたいマン2 (派遣385日目 2019/04/21)
せっかく買ったアボカドがハズレで、悲しい気分になりました…(´・ω・`)
利きアボカドうまくなりたい…。
以前、家政夫のステーニオくんが、
「日本語を教えてほしい!」
と我が家にやってきたのですが、
日本語知りたいマン(派遣320日目 2019/02/16) - ゆるモザ日記。
実はステーニオくんは実家に帰ってしまい…
今は、新しくペドロくんという家政夫くんが我が家の掃除と洗濯をしてくれています!!
そして、そのペドロくんも、
「日本語を教えてー!!」
とお願いしてきたので、
今日は二人に日本語を教えました(^^)/
右がペドロくん19歳、
左は友達のエルトンくん20歳。
ちなみに、ペドロくん、めちゃくちゃいいやつ!!!
どこがいいやつかって、
「携帯の番号登録変更(?)するのに50メティカル(約100円)必要なんだけど貸してくませんか?」←ちゃんと丁寧語
って聞いてきて、
返ってこないんだろうなーと思って貸したら、
数週間後に、
「ごめんこれ、返すよ」
といって、ちゃんとお金を返してくれたところ!!!
感動……!!
ペドロくん、どうかそのまま大人になってくれ…!!
そんなわけで、ペドロくんとエルトンくんに日本語を教えました。
前回のステーニオくんのように、
「膀胱って日本語でなんていうの?」
など、クセあることは聞いてこず、
挨拶や簡単な自己紹介の例文10個くらいを教えて、終了。
使いそうな言葉を、ちょっとずつ覚えたいそうです。
正しい!!賢い!!!
ちなみにペドロくん左利きなんだけど、
文字の書き方が……
これ、わかりますかね??
向きを90°変えて書いてる!!!
90°どころか、ほぼ上下逆さまでアルファベット書いてる!!!
しかもちゃんときれいに書いてる!!
え、何それ!!!すご!!(゜゜)
その書き方にすごく感動して興奮していたら、
この書き方は左利きあるあるらしく、
びっくりされることが、びっくりらしい。
日本でもちょっと角度をななめにして文字書く人はいるけど、
ほぼ逆さ文字で書くなんてびっくり…
器用だなぁ…。
日本語を教えたあとも、
先日の一時帰国中の日本の写真を見せたりして、日本についていろいろ話しました。
彼らと話していて思うのは、
とても考え方が柔軟で、
異文化に対しても素直に理解して、
自分たちを客観的に見れている、
ということ。
「日本では生魚を食べるよ」
「米とおかずはそれぞれ小皿に分けて食べるよ」
などと説明しても、
「あー、そうなんだー。僕たちとは違うね」
と納得してくれる。もちろん少し驚いてはいるけども。
『なんでそんなことするの?!そんなことしないほうがいいよ!!』
なんてことは言わない。(他のモザン人にありがち)
「日本の大きさ(面積)はモザンビークの半分なんだよ」
というと、
「だから、早く発展することができたんだね。モザンビークは広いから、まとまらなくて、発展が遅いんだよ」
という。
他にも、若者らしいなぁと思ったのは、
スマホにどんなアプリを入れてるのか、とか、
どうやってスマホで日本語入力してるのか、とか、
聞いてきたこと。
純粋な「知りたい!」という気持ちと、
自分たちと異なるものでも、そのまま受け入れる姿勢、
なんだかとても新鮮でした。
日本人も世代によって、
価値観が変わっていくように、
モザンビークでも、
考え方は変わっていくのかなぁ、
と思いました。
「日本よりモザンビークのほうがいいよ!!」
「モザンビークのやり方に合わせなよ!!」
と言われることも多いけど、
やっぱりそれは個人の考え方に因るものだし、
モザンビークにもいろーーーんな考え方の人がいるんだなぁ、
と思いました。
相手を理解する柔軟さ、私も忘れずにいたいなー。