ゆるモザ日記。

青年海外協力隊を終えて、再びモザンビークにて就職。ゆるく、楽しく、自分らしく。

音のイメージ。言葉の成り立ち。(派遣445日目 2019/06/20)

オノマトペってあるじゃないですか。

擬音語や擬態語。


雨がザーザー降る。

犬がワンワン鳴く。

胸がドキドキする。



そんな言葉がなんで生まれたかって、

やっぱり、

雨の音がザーザー、犬の鳴き声はワンワン聞こえるからで、

音はしないけど心拍の振動がドキドキ感じるからで。





音からイメージされて生まれる言葉ってあるよなぁー

と思うわけです。






不思議なことに、

ポルトガル語を勉強していると、

擬音語じゃないんだけど、

擬音語っぽい言葉に出会う時があります。

これ絶対、音からイメージして出来た言葉でしょー!!

ってやつ。






例えば、




「吸う」という動詞は、

chupar (シュパール)


「吸って!」と命令形になると、

chupa! (シューパ!)

になる。




めっちゃ、

吸ってる感ありません???(゜゜)

オレンジの果汁を吸ってる時とか、

シュパーーーって吸うじゃん。

日本語も「吸う」って発音すると、

自然と吸う時みたいな口の形になるし、

なんか、

そういうイメージでできたんでしょうね〜





他に、




赤ちゃんとか、仔犬とかを見た時の、

「カワイイーーー!」は、


fofo (フォーフォ)


といいます。

元々はやわらかいとかそんな意味。(そんな名前の柔軟剤あったな…)

イメージ的には、ふぅわふぅわしてる、生まれたての感じ。




ふぅぉーふぅぉ( ´∀`)

って感じ。




もうまさに!!!

まさに、赤ちゃんの可愛さを表現するのにピッタリ!

ふぅぉーふぅぉ。








あと、

「おしっこ」は

xixi (シシー)

といいます。




いや、

まんまやん!!(゚Д゚)




日本でも幼児語でおしっこのこと「しーし」とか「ししー」とか言うよ。

私、この単語知らなかったのに、

理解できたもんね、初めて聞いた時。

音からイメージできる言葉ってすげー、と思った。








ついでにもう1個、





「おなら」は

bufa  (ブーファ)








いやだから、

まんまやんて!!!!(゚Д゚)





もともと、

息を強く吐き出す、みたいな意味がある動詞 bufar(ブファール)から派生した口語みたい。

ブファールには、おならをする、って意味もある。



ブファール。



めっちゃ、

おなら感あるじゃねぇか……




これ、

擬音語じゃなくて、れっきとした動詞だからね。

すごくない??!



やるじゃん、ポル語。









あーなんかラスト、汚い話になってしまった…笑







言葉の成り立ちに思いを馳せると、

とても興味深い。




言葉って不思議だなーーー

おもしろいなーーー

って、

日々わたしは、小さく感動しているんですが、

伝わりますかねこの感じ??笑



ポルトガル語は日本語みたいに、

母音をはっきり発音する言葉だから、

余計にシンパシーを感じる、音の並びになるのかもしれないなー。





音からイメージする言葉もあるし、

言葉からイメージされる音もあるだろうし、

そうやって人の想像力が言語を生み出したんだろうなーーー



と、壮大な感じで終わらせて、

汚い話をなかったことにする笑





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壮大な感じの、

バオバブと太陽と海。








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