歴史の勉強はじめました。(派遣610日目 2019/12/02)
ポルトガル語試験が無事に終わり、
試験勉強をする必要もなくなったので、
家庭教師ディオカシアとのお勉強タイムのネタに、
新しい本を買いました。
『モザンビークの歴史地図』Atlas Histórico de Moçambique
という、
おそらく、中学生くらい向けと思われる、歴史の教本。
紀元前から独立後までのモザンビークの歴史を、
簡単に、絵や地図つきで説明してくれていて、
ポルトガル語初心者にもぴったり!
モザンビークの歴史も学べて一石二鳥。
「この時代の人々は、金を採掘し、象牙を取り、アラブ人と貿易していました」
みたいな、
ざっくりした説明ばかりなので、物足りない人もいるかもしれないけど、
まぁ、私にはちょうどいい。
というか、、、
ざっくりした説明しか"できない"んだよね。
そもそもモザンビークという国のはっきりした境界線ができたのはポルトガル植民地になってから、
文字での記録が残っているのも、ポルトガル人(もしくは交易するためにきたアラブ人、中国人)がやってきてから、
過去の王国の建造物も今や岩の塊が残るのみ、、、
↑に載せた画像のページだって、奴隷貿易のはじまりを説明してるものだけど、
年代で言ったら19世紀の話なんだよね…。
いや、なんか、びっくり…。
日本だったら、その1000年以上前にはもう、
戦乱の歴史、天皇家の歴史、文学、民俗学、なんかの文献が残っていたわけですよ、、
当時の様子を描いた、風景画や人物がも残っていて、教科書なんかには必ず載ってるわけですよ、、、
日本って、、すごいな、、、
モザンビークの歴史を学びながら、
当時の日本は??
って考えて、
その違いに驚くばかり…。
もちろん、
日本はすごい!と言ってるわけではなくて、
モザンビーク(というか東アフリカ)も、独自の文化、尊い歴史があるわけで、
どちらがどうと比べられるものではないけれど。
でも、
過去を知る手がかり(歴史の記録)があるかないか、って、
大きいなぁ、って感じた。
そして、
モザンビークは外からの侵入によって、大きく歴史が変わってしまったんだなぁということも感じる。
植民地、奴隷貿易、、、
ほんの100年前(植民地は45年前)まで、
行われていた支配、、、
日本人の私には到底、想像が及ばないなぁ、、、
歴史を学ぶってことは、
過去に生きていた人たちに敬意を払うってことだとも思うので、
この本を通じて少しだけでも、
先人たちに思いを馳せようと思います。
それぞれの国に、
それぞれの歴史があって、
重みがあるよなぁ、、、。
余談だけど、歴史関連のポルトガル語むずかしい、、、(+_+)