宗教観の話(訓練57日目)
今日は、授業が終わって夕食も食べた後に、同じ生活班の友達が主催する「自主講座」に参加しました!
「自主講座」とは、訓練生自らが講座を企画し、聴衆を募って、プレゼン発表をすること。
いろんな専門分野の訓練生がいるので、「栄養の話」とか「トイレットペーパーでスピーカーを作ろう」とか「野菜栽培について知ろう」とか、どれも工夫されていてとても面白い!
っていうか、この忙しい訓練生活で、そんな講座を企画するパワーがすごい!!!
で、
今日の自主講座は「イスラム世界を知ろう」というもの。
とても、とーーーっても勉強になりました!
私が派遣されるモザンビークはキリスト教徒が多いみたいだけど、イスラム教徒もいます。
日本人は特に、宗教に関して無関心なので、一方的に偏見や先入観で、さまざまな宗教を判断しがちだなぁと、個人的には思っています。
なので、今日の講座は「イスラム教にもっと親しみをもとう!」というスタンスで楽しみながら受講できたので、前よりも宗教について身近に感じられる、いいきっかけになりました!
様々な戒律、タブーばかり注目されるイスラム教だけど、
断食月は、貧しい人の気持ちを知ろうという考えから生まれていたり、
一夫多妻も身寄りのない女性を養いなさいという考えから生まれていたり、
根底にあるのは人としてどうあるべきかという、教え、なんだなぁと。思いました。
日本人は無宗教と言ったって、「こういう行動を心がけよう」とか「あんな人に私もなりたい」とか、人としてどうあるべきか、ってみんな考えてることだよなぁ、と思う。
目指すべき生き方の指針、指標に、◯◯教という名前があるかな無いか、の違いなんじゃないかなあ。
すんごい極論だけど笑
信じるものは人それぞれでいいし、信じるものによってその人を判断してしまうのも違うと思います。
うん。そんなことを考えさせられた自主講座。開いてくれた仲間に感謝!!