ゆるモザ日記。

青年海外協力隊を終えて、再びモザンビークにて就職。ゆるく、楽しく、自分らしく。

一夫多妻と恋バナ(派遣249日目 2018/12/07)

家庭教師のディオカシアと楽しいポルトガル語の時間(^o^)/

この、ディオカシアがねー

23才の小学校教師で、信仰心が深くて、まじめで謙虚で、

ほんとに可愛いわーーー(*´∀`)



教科書のテキストを読み進めたり、普段の出来事を会話したりして、約2時間。

今日は、テキストにあったとある文書、「モザンビークでの一夫多妻について」の、ちょっと論文的な文章を読んだよ!!

いやー、興味深かった。



モザンビークでは、法律的には重婚は認められていません。

でも、古くからの慣習として、一人の男性が複数の女性を妻とすることが少なくないそう。

都市部では今はほとんどないけど、農村部ではまだ根づいてる。

一夫多妻支持者(ほぼ男性)の意見としては、
「最初の妻に子どもができなかったから、もう一人の妻をめとった」
「社会の人口比率的に女性が多いので、数の理論から言って、一夫多妻は正しい」
「女性側も嫌がっていない」

などなどの意見があるようで。

しかし、論文によると、

夫がいないところで妻にインタビューすると、

ほとんどの女性は「一夫多妻に反対」とのこと。

2番目、3番目の妻は、社会的な権利を得られにくい、とか

嫉妬から争いになったり、とか

1番目の妻が夫のいない間に他の妻をいじめる、とか

女性は子どもの頃は父親に服従し、結婚したら夫に服従し、人間らしく生きる権利を得られない、とか



大奥かよ…

昔の日本の家父長制かよ…



と思った。

都市部は変化していて、農村部にはまだ残ってる、っていうのも、

格差を象徴するようだなぁと思ったり。


ちなみになんと、

ディオカシアのおじいちゃんには妻が10人(くらい)いるらしい…!

叔母ちゃんは、姉妹で一人の旦那と結婚したらしい…!!


私「日本じゃありえないよーーー!」

ディオ「いいことよ。一人の夫に一人の妻。そうあるべき。」



…いや


ありえないー!とか言ったけど、別に日本だって、

浮気とか不倫とか(男女問わず)あるわけで…(@_@)


ディオ「日本ではありえないでしょ?」

私「いや、でも、浮気とかはあるわ…」

ディオ「え…!!そうなの!!!」



なんか、ごめん、ディオカシア…笑




その後、話題は「結婚」「恋愛」の話になり…



ディオ「実はね……」

私「??」

ディオ「あぁーでも恥ずかしくて言えないーー!」

私(かわいいなオイ…)

ディオ「実は、同じ教会に行ってる男の子から『好きだ』って言われたの…」

私「えー!付き合いなよー!!(軽)」

ディオ「でもね、問題があって…。彼は18歳なの。あと、まだ学生で働いていないの。教会の教えでは、結婚するつもりの相手としか付き合っちゃいけないから…働いてない彼とは結婚できないし、付き合えない…」

私「年齢なんて関係ないよー!(軽)」

ディオ「彼は、好きだって言うけど、他に何も言ってこないの。私は誰か他の人と結婚するんだろうね、って言うの」

私「えーー。僕が卒業したら結婚しようって言えば言いのにね…」

ディオ「そうなのー!!でも彼は何も言わないの!!はぁ…ムズカシイ…」

私「私だったら結婚するかどうか決める前に付き合うわー(軽)」

ディオ「どうやってーーー?!!」




ピュア。

純度1000%。

眩しい。



ごめん、浮気とかの話して、ほんとにごめん、、、笑



いやーーーー、

普段、軟派なモザン人ばかり相手にしてるから、

ディオカシアの純愛が沁み渡る……荒んだ心がうるおっていく……


なんかはじめて、こんな恋バナできて楽しかったなー!!

やっぱどこの世界でも、恋バナは盛り上がりますね!!!

いやーーー



恋バナしてぇーーーー!笑



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