ゆるモザ日記。

青年海外協力隊を終えて、再びモザンビークにて就職。ゆるく、楽しく、自分らしく。

遺跡のお勉強。(派遣280日目 2019/01/07)

ちょっと前に、JICAの職員から頂いたとあるパンフレット。

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ビランクーロにある"Chibuene"(シブエニ)という

遺跡のパンフレット。

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この遺跡の調査について、

どのような歴史的価値があるのか、

どんな場所なのか、

ということが簡単に説明されてます。



今日は、ちょっとやる気出してこのパンフレットを読んでみた…!

つ、つらかった…_(┐「ε:)_

考古学的な話とか歴史的な話とか、

むず……



当然、100%理解はできないんだけど、

ざっくりと把握したことは、

ビランクーロの海岸沿いにあるこの場所は、

4世紀頃から商業の拠点として機能していて、

各年代の地層からは、

貝塚や陶器、住居の跡や墓、など当時の人々の暮らしを知ることができる貴重な遺産が発見された、と。

この調査は1980~90年代に、スウェーデンポーランドの学者とモザンビークの大学によって、行われた、と。



そしてパンフレットの最後には、

遺跡は一度失われてしまったら元には戻りません。

だから、遺跡はリスペクトの気持ちをもって扱いましょう。

ゴミを捨てたり、貴重な遺産を持ち去らないで。



といったことが書かれています。





遺跡、という表現が正しいのかどうか、

疑問が残るんだけど、

というのも、

ほぼほったらかしで何も手入れされてない荒れ地があるだけなんだよね、現地は。

一度、現地を見に行ったことがあるんだけど、

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こんな感じ笑

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過去に建設された、遺産の展示施設ももぬけの殻。

地元の人たちに展示品がたくさん盗まれたんだって、、、。




うーーん




"歴史"の価値や、

"遺産"の価値を、

現地の人たちに理解してもらうのって、よほど難しいんだろうなぁ。

「こんな古びたものを必死に保存して何になるの?」

といった感じなんでしょう…。



でも、歴史から学ぶことは多いし、

遺産から見えてくる先人たちの生き様とか文化とか、

やっぱり守るべきものだと思うけどなぁ。



そう考えると、

日本は歴史やご先祖様を大事にする文化だよなぁ、と思う。

当たり前のように、

築うん百年の家屋や寺院があったり、

何百年前、千年前の書物や宝物が残っていたり。

それってすごいことだよなぁ。

先人たちへのリスペクト、

大切なことだよなぁと思う。




いつものことながら、頭の中でいろいろ考えたことがさっぱりまとまりませんが、

なんか、

日本のお寺とか遺跡とか見に行きたくなっちゃったな。



日本の歴史もモザンビークの歴史も、まだまだ知らないことだらけだなー。


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