突然の訃報を悼み思うこと(派遣429日目 2019/06/04)
訃報が届きました。
私の配属先の同僚の旦那さんが亡くなったそうです。
実はその同僚、
昨年結婚式をあげたばかりで、
私も他の同僚たちと一緒に式へ参加しました。
このブログにも書きました。
でも今は、
その記事リンクを引用する気分にはとてもなれない…
写真を見返すのもつらい…
私にとって、
モザンビークに来て初めて体験する結婚式だったので、
『全然結婚式が始まらない…!』
『みんなどんだけ踊るんだ…!』
『給仕も全部、同僚たちがやってる…!』
と、何もかもが新鮮で面白かったと同時に、
新郎新婦、その家族、その同僚、
たくさんの人たちが幸せそうに歌い踊る姿を見て、
段取りやしきたりなんて取っ払って、
純粋に幸福を祝うモザン人たちを見て、
私まで幸せな気分になったのを覚えています。
奥さんと私は部署は違えどほぼ毎日顔を合わせていたし、
旦那さんとも、
式で挨拶をしたし、
そのあと何回か町中で会ったり、
通りすがりに私を車で職場まで送ってくれたこともありました。
顔が思い浮かぶ人が、亡くなる、
顔が思い浮かぶ人の大切な人が、亡くなる、
というのは、
やはり、そうじゃない場合よりも、
深く心が痛みます。
旦那さんは出張先のカーボデルガド州(ざっくり1000kmくらい離れてる)にて、
昨日、
歩いてるところをバイクにはねられて、
亡くなったそうです。
なんてやりきれない…。
奥さんは既にそちらへ向かっていておそらく到着したとのこと。
彼はジンバブエ出身だったので、
お葬式もジンバブエでやるんじゃないかと。
たまたま他の同僚が教えてくれたから知れたけど、
下手したら知らないまま過ごして、奥さんに会っちゃうところだった、
ちゃんと知れてよかった。
突然、大切な人を失う悲しみはいかほどのものか、
想像を絶します。
私は結婚したこともないし、その気持ち全てを理解することはできないけど、
昨年の結婚式の様子を思うと、
とても居た堪れない気持ちになります。
人生いつ何が起こるかわからない、
とはいうものの、
起こってしまったことに対して、
あまりに人は無力だなぁ、と
思うばかり。
できることは、
故人の冥福を祈り、
その家族の悲しみに寄り添う、
それだけです。
あとは、
自分自身も、
事故等には気をつけなければと再認識。
現実問題、
こちらの交通事情はひどいものなので、
活動2年目で気が緩まないようにしなきゃ。
故人よ、どうか安らかに。
RIP