ゆるモザ日記。

青年海外協力隊を終えて、再びモザンビークにて就職。ゆるく、楽しく、自分らしく。

詐欺に遭った話(派遣513日目 2019/08/27)

生まれて初めて詐欺に遭った………








うおおおぉぉぉう orz...









被害額約3000円。。。



金額というよりも、



小学生並のしょうもない手口の詐欺に、



まんまとひっかかってしまった、



自分のバカさ加減に心底あきれかえっています、、、



絶望。




どんだけおめでたい頭してんだろ、私、、、_(┐「ε:)_



こんな詐欺にひっかかる人は他にいないと思うので、

抑止力にはならないと思うけど、

今後の自分への戒めとして、ここに記録します…








職場から帰宅して、

家庭教師ディオカシアを待っていると、

携帯が鳴る。

「Vodacom(携帯会社)の代理店なんですけど、あなたのM-pesa(エムペザ)が不具合を起こしたため、残高が消えてしまいます」

という、電話。

ちなみに、

この話をする前に、私の名前をフルネームで

「あなたは〇〇さんですか?」

と聞いてきた。

番号流出してたのかなんなのか、

私の名前知ってるってことは携帯会社なのかなぁと信じてしまった。

この時点で、なんかうさんくさいなぁと思いつつも、素直に信じる(バカ)



ちなみにエムペザとは、

携帯会社が運営している電子マネー

日本でいうおサイフケータイみたいな、Suicaみたいな感じかな。

携帯番号がそのまま口座番号になり、

各支店や代理店を経由して、現金を預けたり引き出したり、

通信通話料の支払いができたりします。

私も普段から、

通信通話料に使うぶんの現金をエムペザに預けて、

必要に応じて、携帯を操作して通信料の買い足しをしてました。



「あなたの今の残高を確認させてください」

私「1400メティカルです」(バカ)

「そうですよね。わかりました。このあと残高がゼロになってしまいますが、すぐ戻ります。お待ちください」



意味がよくわからないまま、話が進んでいく。


そして、

ショートメールが届く。






『あなたのエムペザの残高は0メティカルです』






このメールを見て、

私は焦ってしまいました。



「え!やば!!1400メチ無くなっちゃった!!!どうすんの??!!(@_@)」
 








…はい。

勘のいい人なら、もうわかったでしょう、、、







このショートメールこそが、

詐欺のポイント。



このメールは全くのニセモノ。



実際は、残高は減っていないのです。



でも、

頭の中お花畑状態の私は、

すっかり信じてしまって、

『とにかく、この1400メチを取り戻さなきゃ…!!(@_@)』

ということで頭がいっぱいに、、、。



そこに、

再び電話。

「残高がなくなったと思いますが、大丈夫です。このあと私が言うとおりに携帯を操作すれば、お金は戻ります。」





もうだいぶ、

この時点でおかしいなぁ…と感じているのに、

なぜか、

素直に言うことを聞いてしまった私。(バカ)





『私が言うとおりの操作』

とは、

つまり、

『お金を犯人の口座(番号)に振込む』

操作のこと。




冷静に考えれば、

火を見るよりも明らかに詐欺の手口だってわかるのに、、、

なぜか私は、

言われるがままに、

自分の携帯を操作し、

まんまと犯人の口座へお金を送金してしまいました。




犯人は絶妙に、

私が気づかないように、

遠回しな表現をしたり、

無駄な操作を挟んだりしました。





それにしても、

気づかなかった私がバカすぎるorz





でも、

ショートメールを受信した時点で、既にお金を盗られてる(実際には盗られてない)と思いこんでる私は、

『どうせもう、盗られてしまったんだから、なんとか取り戻せないか、操作し続けてみよう(@_@)』

という、

謎理論に支配されてました、、、






はぁぁ

まじでばか。







ひと通りの操作が終わり、

あっさりと私の1400メティカルは犯人の口座に振り込まれ、

最後に彼が一言。

「これまでのメールのやり取りは全て削除してください」




…え??




ここでやっと気がつきました。

最初のショートメールがニセモノだったこと。

騙されたこと。



でももう時すでに遅し。



ほどなくして、家庭教師ディオカシアが到着。

事の顛末を話すと…

「オーマイガー!それは詐欺よ!!すぐに携帯会社に問い合わせましょう!!!」

と言ってくれ、

問い合わせもしてくれました。

応じた携帯会社は、私の携帯とエムペザ履歴を照会してくれましたが、

「お金が戻るかどうかは、すぐにはわからない」

とのこと。

私は絶対戻ってこないだろう…と思っていたのだけど、

犯人の口座ににまだお金が残っている、

もしくは、

犯人が新たにお金が犯人の口座に振込まれた場合、

その口座を差し押さえ、引き出せないようにして、その残高から私の口座に返金する。

ということも、不可能ではないそうです。


まぁ、

無理だろうけどね…



そのあとも、ディオカシアと一緒に携帯ショップまで直接足を運んで問い合わせたり、

ディオカシアが犯人に『そういう行いを改めないと、あなたは地獄に落ちますよ』とメールしたり←最高かよ


いろいろ悪あがきしました。


携帯会社の人にも、他の友達にも、

「そのお金はもう戻ってこないよ」

と言われたけど、

最後まで

「お金は戻ってくるよ!!」

と言ってくれたディオカシア…



どんだけいい子なんだよ…泣

ありがとう…(´Д⊂






自分の警戒心の無さを本当に反省するとともに、

いい勉強になった、と思うしかないな…

正直、

そこまで致命的な被害額じゃないのが不幸中の幸い。

協力隊員の軽犯罪遭遇率がかなり高いモザンビークにおいては、

かなりマシな犯罪被害なんだろうけどさ…。





はぁ…

でもショック…

ビール飲むしかないよ、今夜は、、、(飲んでる)








ちなみに…

かなり奇妙な話なんですが、



お金を盗られたあとも、

普通に犯人と電話ができている…笑




私「うそつき!どろぼう!お金返してよ!!」

というと

「お金は盗んでないよ!ちゃんとかえすから!ちゃんと返すために、他のエムペザ口座を教えてくれない?」

と、言ってくる…





え…??

この期に及んで、さらに盗もうとしてる??(゜゜)笑

 


「必ず返すから」を繰り返しながら、

でも、

番号を放棄しよう、

私からの着信を無視しよう、

とはならない、謎の犯人像、、

携帯番号から、

足がつくとは考えないのかね…

私が犯人なら、お金をおろしたら即効でその番号を放棄するけどな…







あーーーーー

なんだか踏んだり蹴ったりだわ、、、







とりあえず…

それなりに落ち込んだので……





ちょっと、


抱きしめてもらっていいですか???(゜゜)


高橋一生が希望です。

中村倫也でも可。








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