ゆるモザ日記。

青年海外協力隊を終えて、再びモザンビークにて就職。ゆるく、楽しく、自分らしく。

地球のステージ(訓練41日目)

今日は課業が終了した後に、「地球のステージ」という特別講座がありました。

 

詳細はこちら

http://e-stageone.org/stage/estage/

 

心療内科医をしながら、世界中で国際協力活動をしている桑山紀彦さんによる語りと音楽のステージ。

 

桑山さんが世界中で出会った風景、人々について、詳細に、個人の物語のように語られました。

 

「個人の物語」って語り口が、すごく大事だなと思って。「フィリピンのゴミ山に住む少女の話」じゃなくて、「フィリピンでロエナスという少女と出会って、国際協力活動をしようと決意した話」という語り口。

 

あくまで主観的に、そして、ロエナスちゃんへの敬意と出会いへの感謝が伝わってくる語りでした。

 

お医者さんで、優秀で、いろんな経験もして、たくさんの事業を手がけて…

 

それでも全くおごらずに、自分の失敗談や世界中の人々から学んだことを、少しでも多く私たちに伝えようとする真摯な姿は、かっこいいなと思いました。

 

自分の足で歩き、自分の目で見て、自分の耳で聞いた話は、説得力がある。

現場目線の人の話は、好きです。

 

いろんなことを考えさせられる内容だったけど、特に心に残ったのは、「人との出会いが、自分の世界を広げること」「自分を変えたいと強く思い動くことが豊かなこと(変わらなくていいと何もしないのは貧しいこと)」っていうことかな。

 

私ができることは少ないけど、誰かと出会うことで、その人の世界を広げることができたら、本望だなぁ、と思います。

 

それにしても、なんでいわゆる途上国に住む子どもたちは、あんなに無邪気で眩しい笑顔をするんだろう…

 

日本よりも豊かでハッピーなんじゃなかろうかの、その、笑顔を見て思ったのでした。