ゆるモザ日記。

青年海外協力隊を終えて、再びモザンビークにて就職。ゆるく、楽しく、自分らしく。

お客様の満足度、とは。(派遣148日目 2018/08/27)

今日イチのびっくりは、

いつも「今度デートしようよ!」「家に招待してよ!」と、

ちょいちょい絡んでくる露天のおにいちゃんが、



高校の制服着て目の前に現れたことです…。



「何してんのー♪」


じゃないわ。

いつも私服で店番してる時しか知らないから、むちゃくちゃびっくりしたやないかい。

若いとは思ってたけど、高校生て!!!

高校生であんな絡んできてたとか末恐ろしいわ…


18歳だった…

ひー

わたし、30歳…

ひーー




つーか、

君、

店番で、女性下着の古着売ってたやん…



18歳の男子高校生が売るブラジャーって……



男子高校生にとってブラジャーって…そんな簡単に手にできるものじゃないと思ふんだけども……

いや、やめよう、ここを掘り下げるのは…



はい。



今日も、いつもお世話になってる観光案内所のジョーナスおじちゃんに会いに行ったよー。



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先日、友人に写真を撮ってもらった!観光案内所とジョーナスおじちゃんと私。

最近はいつ訪ねても外国人観光客がいて、

サマーバケーションシーズンなんだなぁと感じる。

でも、12月はもっともっと混むんだって…!!



今日の観光客はオランダからきたご夫婦(50代くらい?)。

私と話をして、


「なんで日本からモザンビークに来て働いてるの?!」


と、かなりびっくりしてた笑



観光案内所にくると、外国人観光客とたくさん話せる機会があってうれしー!
勉強になるー!




私が先週、ジョーナスおじちゃんにお願いしたように、このご夫婦もバザルート島日帰りツアーの申し込みをしてた。




夫婦が帰ったあと、

ふと、

気になっていた疑問をジョーナスおじちゃんに聞いてみる。


「なんでいつも同じツアー会社を、旅行客に紹介するの?」



ジョーナスおじちゃん、バザルート島へのツアーに行きたいという観光客がくるといつもA社を紹介して、ツアー予約をする。



「なんでA社なの?」


ジョーナス「A社はこの事務所を立ち上げる時にいろいろ助けてくれたし、私が客を紹介すると、私に紹介料を払ってくれるからね。あとは他社に比べて安いからね。」




ふーん。




さらに続けるジョーナス。


ジョーナス「B社は私に何も払わないから、紹介しない。あと、Cホテルも、お客を紹介しても私に何も払わないから、旅行者に薦めない。薦めるのはお金を払ってくれるDホテルとEホテル」





ふーーーーん。






なんか、もやっとする。






観光客からお金を取らずに、たった一人で、ほぼボランティア状態で観光案内をするジョーナス。

彼の観光業界への貢献ぶり、観光客にとっての役立ち度を考えたら、

紹介料などの形で収入を得るのは、必要なことだし、足りないくらいだと思う。(そんくらい、街の観光を陰で支えていると思う)



でも、



なんかもやっとする。





『旅行客にとっての最善の選択』を提示せずに、

『自分の稼ぎ』を優先させているような、

そんな気がする。

何が「フェア」なのかはわからないけど、


もしかしたら観光客は、
「高くてもいいから、大きな船でバザルート島へ行きたい」
と思ってるかもしれない。その希望を満たすのは、ジョーナスにお金を払わないB社かもしれない。


観光客が求めているのは、ジョーナスにお金を払わないCホテルかもしれない。


そんな思いが頭に浮かぶ。



そして頭をかすめる、いつかのカルロスさんの言葉。

仕事観の違い(派遣109日目 2018/7/19) - ゆるモザ日記。


日本人は『観光客のためになる』と考えて仕事をする。

 
モザンビークでは『どれくらい稼げるのか?』と考える。稼げなければやらない。




きっとカルロスさんが言ってたのは、こういうことなんだろうな。


顧客満足度」という言葉、当たり前のように日本に存在するけど、

ここモザンビークでは、あまりない考え方なのかも。


じゃあ、


私にこの考え方を変えることができるのか、


といったら、たぶんそれはできないんだけど、


何か、モザンビーク人も外国人観光客も、

満足できるようなアイデアを、

ここビランクーロに残していきたいなぁ。



うーん



今日はそんなことを考えた!
考えただけ!
うーん…


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