女の子と赤ちゃん。(派遣396日目 2019/05/02)
今日ちょっと衝撃的なものを目撃しました。
病院の前で、
女の子が赤ちゃん(推定3~4ヶ月)を抱っこして立ってました。
女の子のほうは、
パッと見、12~13歳くらい。
近づいてみると、
赤ちゃんにおっぱいをあげてました。
てっきり、女の子が妹か弟のおもりをしてるもんだと思ったら、
母乳をあげてるということは、
女の子の子ども、ということ、
だよね????
ちょっとにわかには信じられないくらい、
その女の子は、
幼かった。
どう、歳上に見積もっても、
15歳以下だと思う。
ティーンエイジャーというのもはばかられるくらい、
女の子はまだ"子ども"でした。
うーん…
未だにちょっと信じられない…
なんだったのだ、
あの光景は。
話には聞いてたよ、
「モザンビークじゃ、12歳で妊娠出産する女の子もいるんだよ!」
と。
マプトでもビランクーロでも、
そういうことを言う女の人たちがいた。
話盛ってるんじゃないのー?
と、一瞬思ったりもしたけど、
やっぱり、それが現実なんだ。
12歳なんて、
まだまだまだまだ、子どもだよ。
日本ならランドセル背負ってるよ。
私が見かけた女の子が、
どういう経緯で妊娠出産したのか、
想像しようにも、想像できない…
私なんかに、想像できるわけがない。
例えば、その子が、
恋愛をして、その結果の出来事なら、
まだ、、、
良くはないけど、まだ何か救いがある気がするけど。
そうではない場合は、、、。
私はまだまだ世界を知らないな。
未成年女子の望まない妊娠や出産について、
よく電車の広告や、
雑誌やネットやいろんなところで目にしていたけれど、
実際に、
赤ちゃんを抱えて1人、まっすぐ前を見つめていた彼女を見ると、
ただただ衝撃だった。
違う世界の話じゃなかった。
私が生活してる世界と同じ場所で起きてることだった。
だからどうする、ってわけでもないのだけど。
まだあと1年ここで暮らす身として、
まだまだ知るべきこの国の現状があるなぁと、思いました。
赤ちゃんと女の子が、幸せに暮らしていけたらいいなぁ。
祈るのはそれだけ。
ビランクーロの空と海はどこまでも綺麗。