断水のゆくえ(派遣475日目 2019/07/20)
先週の月曜に、
我が家、そして同じ敷地内の他二軒、の水道ポンプが壊れまして。
それ以来、
断水生活が続いております……
といっても、
しばらくは、貯水タンクに残った水をつないで、
それほど普段と変わらない感じで(ちょこちょこ水道から水でた)生活できてたんですが、
いよいよ、貯水タンクの水も切れてしまい、、、
今はお隣さんから水をもらって、
生活しております。(私だけじゃなく、同じ敷地にいる大家さんもね)
といっても、
そういう調整はぜーーーんぶ大家のカロリーナさんがやってくれたし、
水の運搬なんかはぜーーーんぶ家政夫のペドロくんがやってくれたし、
私はただただ楽をしております…。
ちなみに、こんなでっかい容器をカロリーナさんが貸してくれて、
ここにペドロくんが水をためてくれて、
使ってます。
お風呂もトイレも皿洗いも、
ぜーーーんぶ、
この手桶(?)を使ってやっております。
ゆーても、
思ったほど不便じゃない。
水が無い、わけじゃないから。
別に水道から水が出なくたって、
髪も体も洗えるし、
トイレだって流せるし、
ふつーに生きていける。
まぁ、
ちょっとテンションは下がるけど笑
あー。せっかく土日は料理をしたかったのに、そのやる気もなくなった…寝る…_(┐「ε:)_笑
同じ協力隊仲間には、
この生活が当たり前!って人もたーーーくさんいるわけで、
私はかなり恵まれた生活してるなぁと思います。
それにしても、
今まで自分がどれだけの水を使って生きてきたのか、
改めて実感する。
今日は水がもったいなくて、
夕飯で食べるレタスやらトマトを洗った水で、
ゆで卵を作って食べました。
で、さらにその水を使って皿洗い。
いかに水を使わずに生活していけるか。
そんなことを考えながら、
実践しながら、
暮らしていくなんて、
日本にいたら絶対経験しなかったよなぁ。
まず、
こんなにきれいで安全な水が手に入らない人たちも、
モザンビークにはたくさんいるわけで。
水が貴重だからこそ、
モザン料理は水を極力使わないものが多い。(トマトやココナッツや野菜等からでる水分を利用した料理が多い)
あと、
まな板を使わずに手の中で野菜も切るから、
その分、洗い物も少ない。
そんなことを考える。
よくよく考えたら、
日本文化って、水ありき、で成り立ってる。
そもそも、
「お米」は水が豊富じゃなきゃできないし、
そのお米を炊くにもたくさん水が必要。
「だし」を取るのだって水が必要。
さらに、
「お風呂」なんて、
贅沢の極みよね。
水を飲むんじゃなく、浸かるなんて!!
水道をひねれば簡単に水が(しかも飲める水が)出てくること、
どこでだってミネラルウォーターが100円ちょっとで買えること。
当たり前じゃないんだよな、って。
水は無限に湧いてくるように錯覚してしまうけと、
決してそうじゃないんだよな。
資源は有限だよね。
そんなことを考える、
この断水ライフ。
モザン生活1年経過してもなお、
多くのことを学ばせてもらってるなぁ。
カロリーナさんとペドロくんが、すごくよくしてくれて、
早く解決するように動いてくれているので、
私はそれに感謝しつつ、
彼らを信じて、おとなしく待つのみです。
まぁー
こういう経験も、そうそうできるもんじゃないし、
いいんでないかね\(^o^)/