ゆるモザ日記。

青年海外協力隊を終えて、再びモザンビークにて就職。ゆるく、楽しく、自分らしく。

あぷろべいたーる(派遣518日目 2019/09/01)

9月だーーー

日本は夏から秋へ向かう頃、

こちらモザンビークは乾季から雨季へ、

冬から夏へ向かおうとしております。









ちょこっとだけ、ポル語の話。



好きなポルトガル語のひとつに、



aproveitar(アプロベイタール)



という言葉があります。



「使う」って意味なんだけど、

単に「使う」って意味の場合は

usar(ウザール)で、英語のuseにあたる言葉を使います。

「ペンを使って文字を書く」

「パソコンを使って書類を作る」

とか、そういうのはusar。






で、

このaproveitarってのは、

「有効活用する」

って意味が含まれる「使う」。




例えば、

「休日を使って、首都に遊びに行く」

生ゴミを使って、肥料にする」

「空き家を使って、新しい店を開く」

こんな感じ。




英語には、1語でこんな意味を持たせる言葉はなくて、

take advantage of

とか

make use of

とか、になるみたいです。






なんでこの、

aproveitar

って言葉が好きかというと、



すごくポジティブな言葉だなって思うから。


「ムダ」

とか

「損」

とか

そういうものを

"うまく使おう"っていう意識があって、

いいなぁ、って思う。




きっと日本にいたら、

「ムダ」や「損」と思っていたことも、

モザンビークにいると、

"うまく使えるかも??"

"aproveitar できるかも??"

って思う瞬間があって。




「アポがドタキャンされちゃったなー、でもこの時間使って、行ったことないあのお店行ってみよー」

とか

「バスがなかなか来ないなー、じゃあこの待ち時間使って、読書しよー」

とか

「この空きペットボトルは市場のおばちゃんにあげて、商売に使ってもらおうー」

とか




そういう発想を、

aproveitarの思考をするようになった、

気がする…




実際、

モザン人って基本ポジティブだから、

「無駄な時間だった!」「損した!」

ってあまり思わないし、


モノはボロボロになるまで使うし、

使えそうなものはなんでも利用する。



そういう考え方って、

いいなぁ、って。


のびのびしてるなぁ、って思う。




究極、


人にも自分にも地球にもやさしい考え方だよなー

って思います。


んー

それは大げさかな?笑




まぁでも、

近頃、よく使います、aproveitar。





今年も残り3分の1。

このモザン生活をaproveitarして、

いろんなこと経験していけたらいいなー






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ゴミをaproveitarして作られた、

タツノオトシゴ。ゴミアート。




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