ゆるモザ日記。

青年海外協力隊を終えて、再びモザンビークにて就職。ゆるく、楽しく、自分らしく。

突然の牛。(派遣626日目 2019/12/18)

職場にて、

いつものようにデスクでパソコンぽちぽちやっていたら、








ブゥオオオオオーーーー!!!







と、

急にけたたましい音が響く…。







なんぞ??(゜゜)







まるで、

牛が思いっきり鳴いたような、

はたまた、

工事の音のような、

大きい岩が動いたような、、、





やっぱ牛か???




と思いつつも、「まぁいっか…」と特に気にしないでパソコン作業続行←





数分後、

なんの気なしに、

事務所の中庭に行ってみたら、











がっつり牛が屠殺されてた。









やっぱさっきの音は、

牛だったんかーい


ていうか、

断末魔かーい






そんくらいの声出てたもんな(じゃあもっと気にしろ)






なんか、

職員間の積み立て金で、牛一頭購入したらしいです。

各家庭でクリスマスのご馳走になるのかな??







いやー

牛がバラされていくの、

初めて見た。









えーっと、

そん時の写真(あまりグロくないよ)を載せますが、


一応、


多方面へ配慮して、一旦、美味しい牛肉料理を載せますね。

※記事の最初に載せた写真がサムネイル表示になっちゃうので。




f:id:yurumoza:20191219040313j:plain


モザン風ビーフカレー





はい。

美味しそうですねー

美味しいですよー






では、次に、

中庭で牛をバラす同僚の写真です。(あまりグロくないよ、でも、見たくない人は飛ばしてね)







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まぁ、軽く体長1.5m以上ある立派な牛さんです。

同僚男性3人がかりで、

カタナ(幅広いナイフのことをKatanaといいます!和製ポル語!)と、

斧で、

がっつがっつバラしていく。



牛さんの首がパッカーンとかっさばかれていました。ひょえー




で、

同僚たちはきれいに皮を剥いで、

肉を切り取りっていきます。


すごーーー

こんなにもきれいに、

皮、脂肪、肉、内蔵、に分けられるのかー

美しさすらある…。





部位ごとに分ける時は、

斧でがっつがっつ切っていくので、

まさに、

肉を裂き、骨を断つ、

そんな音が職場に響く…




そして、

その音を聞きながら、

獣と血と臓物の匂いが立ち込めるなか、

お茶を飲み、パンを食べる、

モザンOLと私。(狂気)







私は肉は買わなかったけど(誰も誘ってくれなかったしー)、

こうやって間近で、

命を頂く瞬間を見ると、

日々の食べ物に感謝しなきゃなぁと思いますね。

あと、

こうして苦労して捌いてくれる畜産業の人たちにも、感謝。





日本なんてさ、

スーパー行けば、

ずらーーーーっとお肉が並んでるけど、

あれぜーーんぶ、

誰かが捌いた肉なんだよね。

もちろん、

誰かが丹精こめて育てたお肉でもある。



日本じゃ、感じづらいことも、

ここだとダイレクトに感じられるなぁ。



当たり前にパックのお肉買ってるけど、

それっていろんな人の労力の賜物。


感謝。

牛さんにも感謝。







しかし、

こんな場面に出くわしても、

全く動じなくなった。殺される瞬間見たわけじゃないってのもあるけど。


赴任当初は、

生きた鶏が売られてるのを見ただけで、

ひょえー

って思ってたのに。



明らかに図太くなった、モザンに来てから。



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