大学生といっしょに(派遣424日目 2019/05/30)
かなりイレギュラーな出来事だったんだけど、
大学生のフィールドワークのお手伝いをしました!
私がいるイニャンバネ州の州都イニャンバネにある、
エドワルド・モンドラーニ大学で『観光』について学ぶ
大学生がビランクーロにやってきました。
※ちなみに、エドワルド・モンドラーニっていうのは独立戦争で活躍した人の名前で、この名前を冠した大学がモザンビーク各地にあって、様々な学問に分かれてます。イニャンバネにあるのは観光業専門。
※さらにちなみに、私のカウンターパートのオフェーリアも、この大学で観光を学んだ卒業生!
実は先週、
大学講師の先生が私の職場に、
「授業でビランクーロのマッピングをしようと思ってるんだけど、協力してくれないか」
とオフェーリアに相談しに来ました。
え、
ビランクーロ…
マップ…
私がやってる活動じゃないかー!!(゜゜)
私が作った観光マップを見せたところ、とても気に入ってくれ、
ぜひ協力してほしい、
生徒たちにマップの話をしてほしい、
と言われてしまいました…
ひーーーー\(^o^)/
そして迎えた本日。
ぞろぞろと20名程の大学生達がやってきた!
基本的な対応は、カウンターパートのオフェーリアがやってくれて、
職場(経済活動事務所の観光課)でやってる仕事は何か、
ビランクーロ観光協会でやってる仕事は何か、
さらに、
日本から来たボランティア(私)がどんなことをしているか、
ということもサラサラ〜っと説明してくれました。
先生が「何か質問ある人?」
と聞いたところ、
私に質問が集中…!!
ひーーーー\(^o^)/
そりゃそうだ、珍しいもんこんなアジア人。
大学生達はみんなマジメで、熱量があって、
すごく丁寧な言葉づかい…
いや、丁寧すぎて難しい単語を乱発…
例えるなら、、、
「あなたがここに来た理由はなんですか?」
じゃなくて
「あなたがここに来た意図や目的、そして目指すべきゴールがどんなものか、ぜひ教えてもらえないでしょうか?」
みたいな聞き方してくる…!!
わかるかなーこの感じ笑
丁寧すぎて、理解しづらい感じ。
で、
こんなことを聞かれました。
「ビランクーロの観光業はどんな問題を抱えていると思いますか?」
たどたどしくも頑張って答えました!
私「ビランクーロにはたくさんのホテルや旅行代理店があるけど、彼らは連携してない。広報もそれぞれがやってるだけ。例えばウェブサイトは、ビランクーロ全体を紹介するサイトがなかった。だから、観光協会が今、それを改善しようとしてます。」
つ、伝わっただろうか、、、
でも、オフェーリアもうなずいてくれて、補足説明してくれたから、たぶん大丈夫だったはず…!
さらに、
「ビランクーロの観光をよりよくするために、何をすべきだと思いますか?」
と聞かれて、
私「私が思うのは、例えば地元の人たちは観光客に対して高く物を売りつけたりする。あと、私が道を歩いていると『チョンチョン』言ってきたりする。これらは良い振る舞いではない。どんな行いをするのがいいか、学ぶべき、教育が必要だと思う」
「あと、ゴミが道に捨てられている、これも、良くない。こういう問題を解決するために、地元の人たちは学ぶべきだし、政府や公的機関は解決するために努力すべき」
って感じのことを言いました…
はぁ…
ちゃんと伝わったかなぁ…(´Д`)
『チョンチョン』のくだり、笑いを取ろうと、思ったんだけど、
みんなマジメすぎて、
めちゃくちゃ真剣な眼差しを向けられただけで終わった笑
あー
もっといろいろ話して伝えられるようになれたらなーーー!
でも、
今の私のベストは尽くせたはず!
良しとしよう!!
その後、
中型バスに乗り込んで、
彼らにビランクーロを案内しました。
彼らはGPS機器を使って、ホテルの位置情報のマッピングをしたいらしく、
主だったホテルにご案内。
うーん、
本気で地理的に正確な地図を作るつもりなら、
もっと綿密な調査が必要な気がするし、
観光マップでいいなら、
私みたいにGoogleマップを参照して見やすく加工すればいいと思うんだけど…。
でもどうやら、先生は、
GPSを使った正確な地図作りを学生にやらせたいみたい。
まぁ、
いいと思うよ!人数もたくさんいるし、協力してやったら、きっといい地図ができると思う。
大学生たち、遠足気分で楽しそうだったなー!
どうかその熱意を忘れずに、
モザンビークの観光業発展に貢献してほしい!
そして、
今日私と会話したことが、彼らへ少しでも刺激になっていたら嬉しいなー。
もしかしたら、
今後も一緒に何か活動するかもしれない、
大学生たち。
お役に立てることがあれば、なんでもやらせて頂きます!!(`・ω・´)
私のほうがたくさん刺激をもらったかもな。
しかし、観光マップ作りがいろんなことへ派生していってるなぁー
何がどうつながるか、わかんないもんだなー
バスの中で大学生たちと。
前列にいる先生のニット帽にしか目がいかない…。
気温が下がってきたとはいえ、25℃以上あるのに、ニット帽。。。。