ゆるモザ日記。

青年海外協力隊を終えて、再びモザンビークにて就職。ゆるく、楽しく、自分らしく。

モブモザ。(派遣684日目 2020/02/14)

バレンタインデーでしたね!!




日本じゃあ、さぞかしチョコやプレゼント商戦が盛り上がったことでしょう…。




モザンビークではバレンタインデーのことを


Dia dos namorados(恋人たちの日)


と言います。



Não tenho namorado(彼氏いない)な人はどうしたらいいんですかね(^^)



そう考えると、日本の、

どんな人も楽しめバレンタインー!!みたいな押しつけも、

ありっちゃ、あり。




恋人たちの日(派遣318日目 2019/02/14) - ゆるモザ日記。


昨年のバレンタインも、

同じようなこと言ってました私。笑






昨年は取り立てて何もおもしろいことなかったみたいですが、



今年は、、、。












街ぶらしていたら、

いつも絡んでくるアモールさんに声をかけられました。

※アモール=amor愛、愛しい人。

※アモールさん=私が赴任当初から、私のことを一途にアモールと呼んでくる、おもしろいお兄さん。

※おもしろいけど、頑なにデートの誘いを断っている、頑なな女。It's me.




アモ「おーい、アモール!!」

私「はーい」(それで返事するんかい)

アモ「こっち来てよ」





ここで、

アモールさんが、

道端の物売り(バレンタインver.)を呼び止める。

バレンタインのプレゼントセット(赤いマグカップと100均クオリティーのアクセサリー)を手に取り、

私に渡してくる。





アモ「今日は恋人たちの日だから。僕のアモールにプレゼント。僕は君と結婚したい。受け取って。」

私「私はあなたと結婚したくない」

アモ「なんで。僕は結婚したい」

私「結婚したくない」

アモ「僕はこんなに真剣なのに。長い間ずっと言ってるじゃない」

私「もう日本帰るし。日本で結婚相手見つけるし。」

アモ「一緒に日本に行くよ!」

私「無理でしょ。日本語もできないし。お金もかかるし。」

アモ「ノープロブレム」




続く押し問答。


ここで、「あなたのこと嫌い!さよならー」とはっきり言わない私のズルさよ。


この押し問答を楽しんでやがる。


ズルい女。feat.シャ乱Q











と、


ここで、


周りの輩も一緒になって、


アモールさんを応援し始める。



モブ「受け取りなよ!」

モブ「なんでダメなんだよ!」

モブ「可愛いハーフの子どもが生まれるぞ!」






アモ「君が受け取ってくれないと、このマグカップは割れてしまうよ…」

私「えぇ…」

モブ「受け取りなよー!」









なんかもう全然関係ないモザン人たちもよってたかって、

やんややんや言い始めた…







何このシチュエーション…







これが、

モザン式フラッシュモブか…(違










結果、

やいやい言ったものの、



プレゼントは受け取らず、

アモールさんと電話番号を交換して、

終了しました。






帰ってから、

デートの誘いすごい来たけど、

お断り…。

いやもう、単純にめんどくさい、家でだらけたいんだ、私は…!




きっと、

バレンタインデーに求婚されるなんて、

後にも先にもこれっきりでしょうね、、、







しかしまぁ







モザン人の押しの強さというか、

諦めない強ハートというか、

見習うべきところがある、

かもしれない…。





そんなバレンタインデーでしたー

ビランクーロは今日も平和でしたー






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傷心のアモールさん(右)




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モブの方々。(かっこつけてる)






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