プリントと税金。(派遣621日目 2019/12/13)
制作中のガイドブックですが、
電子版も作っておりまして。
ガイドブックのデータをオンラインで閲覧、そしてダウンロードできるように設定します!
冊子自体は1000部しか印刷しないのですが、
冊子がなくなったあとも、
可能な限りガイドブックが利用されればいいなぁという思いから、
電子版作成を決めました。
で、
「ダウンロードできますよ〜!」
っていうのを宣伝するための、
貼り紙(ポスター)を作りましたー!
まぁ、
見せるほどのものでもないんですが…
ここにあるQRコードから、
閲覧ページ、ダウンロードページにアクセスできる仕組み。
モザン人のほとんどはQRコードなんて知らないと思われるので、
完全に外国人向けですね。
けど、
モザンビーク観光庁から発行されてるガイドブックにもQRコードが載せられてたから、
観光客向けには利用されているのかな??
A4の普通紙プリントをラミネートしただけのポスターですが、
これをビランクーロ各地に掲示してもらう予定です!
それよりも、
早くガイドブックできてくれー(ToT)
落ち着かないよーーーー
余談ですが。
このポスターは、JICAからの補助金の一部を使って制作したため、
プリント代
ラミネート代
を支払う際に、領収書が必要でした。
印刷・文房具屋さん(新しくてしっかりしてる)にお願いしたら…
「領収書が必要なら、代金に税金がかかるよ」
と言われた。
…え???(゜゜)
モザンビークでは、一般的な商品(食品、生活用品、家具家電etc)には、
17%の税金がかかります。
それは知っている。
けど、
領収書をもらう時だけかかるってどういうこと???
コピー代は5メティカル/枚、
と価格表にもしっかり書いてあるのに、
領収書発行しただけで、17%の税がかかるってどういうこっちゃ!
こちらとしては、
JICAに支払い金額の見積もりも提出しているから、
額が増えるのは困る……
店員「領収書を発行したら、その領収書控えを管理者(税務署的なところ?)に提出しなきゃいけなくて、提出したら、売り上げから税金が引かれちゃうんだよ」
とのこと…。
ん??
それってつまり…
本来は税金かけなきゃいけない商品(コピー、プリント、ラミネート)に、税抜きの価格で商売してて、
領収書に書いた場合は、記録に残るから、
徴収対象になっちゃうってこと??
え?それ、いいの??笑
なんらかの違反をしてませんか??
違反じゃないにしても、
この国の税徴収制度ガバガバすぎない??
私「何それ理解できない…」
店員「だから、領収書発行したら17%の税金がかかるんだよ。税金をひかれちゃうんだ。」
私「いや、それはわかったって。仕組みが理解できないの!」
いつものことですが、
「違うそうじゃない」
って返答を何度も繰り返してくる笑
ポルトガル語が理解できてないんじゃなくて、
そもそもの税システムが理解できないんだ!!!
結局ですね、
綴りになった領収書じゃなくて、
手書きの領収書なら税抜きでいけるということだったので(それもどうなの?)、
それにて対応してもらいました。
今まで、何十回とコピーしてきたけど、
コピー料金に税金がかかってなかったとは、
そして領収書発行するだけで税金がかかってしまうとは知らなかった。
スーパーマーケットなんかで買う商品は税込み価格だから、レシートにもちゃんと税金の表示あるもんなぁ。
…ふと思ったんだけど、
じゃあ、
道端で売ってる野菜や魚や雑貨なんかは、
税金とってないんじゃ???
だって、言い値で買えたり売ったりできるもんね??
どうなってるんだろう…。
不思議だ。
…不思議だ。